アメリカ70年代のベトナム帰還兵の苦悩を描いた映画です。
目次
「タクシードライバー」(1976)を鑑賞しました!
当時のアメリカ社会を考えさせられる映画でした。
Amazonプライム会員なら無料で見れたので、鑑賞してみました。
結構な鬱映画でした(笑)
主人公・トレヴィス
- ベトナム帰りの海兵隊
- 帰ってきてタクシードライバーになった
- が、社会とうまく順応できない
- 毎日荒んだ街を見て、孤独な生活を送る
- あがいては失敗しての繰り返しを繰り返す
- その「あがき」というのが、最初は割と無害なのですが・・
あとは見てのお楽しみです(笑)
おすすめポイント!
- デ・ニーロの鬱演技のうまさ!こっちまで憂鬱になります!(笑)
- 13歳のジョディー・フォスター登場!
- 70年代の景色は興味深いです。
- BGMが華やか、陰鬱、華やか、陰鬱・・・焦りを感じます。
主な登場人物(序盤だけ)
トレヴィス
ベトナム帰還兵。
不眠症。
タクシードライバーに就職するも、孤独と社会への絶望の毎日。
序盤は割とポジティブにナンパをする(笑)
ペティ
大統領候補の選挙事務所に勤務する美人。
アフロの恋人がいる。
トレヴィスの異常行動がだんだんひどくなります。
- ポルノ映画館の店員をナンパする。もちろんフラれる。
- 選挙事務所にいるベティをガン見しすぎて、恋人に苦情を言われる。
- それでも懲りずに選挙事務所に乗り込み、ベティをナンパする。食事に誘える。
- 映画デートでポルノ映画を選ぶ。これはさすがに無い(笑)
- それでも電話追撃する精神力の強さ。というか常識の無さ。
- 花まで送るが全部返送されてきて、部屋が花だらけになるが、ラスト近くまで処分しない。
- その花に囲まれて(多分)自慰行為(笑)
- 選挙事務所に乗り込み、最高に醜い捨て台詞をベティに吐き出し、八つ当たり。
- 銃を買って、鏡でかっこつける練習。
- 娼婦(アイリス)を買って、説教しだす。
- アイリスを食事に誘い出すことに成功するが、また説教しだす。
- モヒカンにして、大統領候補の演説しているところへ銃を持って(多分暗殺しに)行くが、護衛に感づかれて逃走。
- アイリスのヒモを殺害。部屋の管理をするおっさんも殺害。ヒモの元締めも殺害。
これで新聞でヒーロー扱いになっちゃう所がすごい(笑)
たまたま殺人が犯罪組織を壊滅するのに繋がったけど、違う殺人してたら多分捕まってるなあ~(笑)
そもそも、トレヴィスはまたどこかでこういう行動に出ると思う。
70年代アメリカの闇をすごく感じた映画でした。