お手軽燻製を紹介します!
私は度々ウイスキーのおつまみとしてソーセージ、チーズ、卵の燻製を作っています。
庭やキャンプ場でも簡単に作れます。
今回はそのやり方を紹介します。
回りに燃えやすいものを置かないようにしましょう。
火災には十分に注意して、バケツに水を用意しましょう。
煙が結構出るので、マンションのベランダでやると苦情が来るかもしれません。
しっかり密閉すれば、そんなに煙は外に漏れませんが、ここに記述したやり方だと漏れます。
密閉できる工夫をしてください。
用意するもの
道具類
網
段ボールの水平断面より一回り大きいサイズ。
ダンボール箱
およそ縦、横、高さ共に35cm以上あるものが望ましい。
スモークウッド
長いかたまりになっているモノ(大抵3つ切りになっている)が望ましい。
チップよりラクちん。
カッターナイフ等の刃物
段ボールを加工したり、チーズを切ったり。
アルミホイル
食材の下に敷いたり、スモークウッドを載せたりします。
食材
特に制限はないのですが、今回は簡単に燻製できる食材を紹介します。
チーズ
自宅であれば雪印「ファミリアチーズ」がおすすめ。
切っても切らなくてもいいです。
私は切る方が好みです。
キャンプ場であれば、6Pチーズがおすすめです。
ゆで卵
茹で済のうずらの卵が一口サイズで、燻煙も濃くできるのでおすすめです。
キャンプ場でも茹でる手間がないので助かります。
ソーセージ
せっかくなので、丸大食品「燻製屋」をさらに燻製してやりましょう。
正直、特に意味はないですがスペースが余ったので(笑)
まずは食材の下ごしらえ
チーズ
ファミリアチーズ(丸ごと)の場合
袋から出して、くしゃくしゃにして戻したアルミホイルの上に置きます。
アルミホイルが大きすぎると煙があたりにくくなるので同じサイズくらいがよいです。
6Pチーズの場合
直接網に乗せていきます。
煙がまんべんなく当たるように間を空けてください。
ソーセージ
特になにもすることはありません。袋から出すだけです。
ゆで卵
今回は茹でてあるうずらの卵を使うので、茹でる必要はありません。
下味として、しばらくタレに浸けておくだけです。(2~3時間ほど)
タレの作り方
正直、多少の塩分、砂糖、旨味が入っていればOKです。
砂糖は煙が付きやすくするために入れます。
写真にもありますが、今回、私が投入したタレ材料は次の三つです。
- 醤油(塩、旨味)
- 昆布つゆ(塩、旨味)
- コーラ(砂糖)
少し温めてから投入します。
少し温めることによって、冷えるときにタレが染みやすくなります。(と、願いたい(笑))
熱湯でぐつぐつ煮てはいけません。くずれてしまいます。
熱めのお湯に投入して、加熱せずに温まるのを待ちます。
芯まで温まったら(!?)、卵をお湯から取り出して、さきほど作成したタレに投入します。
そして2,3時間待ちます。
左から右へ移動します。お湯は入れないでください。
出来上がったらラップで落し蓋をするとまんべんなく浸かります。
卵をタレに漬け込んだら、燻製ボックスを作りましょう。
燻製ボックスの作り方
作りましょうと言うほどのものではありません。(笑)
すごく簡単です。2分で出来ます。
上の通りです。ね?簡単でしょう?
写真の箱は何回か使っているので、過去の燻煙の痕跡が見えますが気にしないでください(笑)
スモークウッドを乗せる台は、アルミホイルを適当にちぎって皿状にして作ってください。
実際の皿を型取りに使うときれいにできますが、キレイにする必要性は別にありません(笑)
むしろ空気がスモークウッドの底も通れるように、少し汚いか、段差を付けたほうがいいです。
私は要らなくなったティファールフライパン(取っ手なし)を使用しています。
さすがティファール、なんともないぜ!
燻煙開始!
他の材料の準備ができて、卵を浸けて2~3時間経ったら、燻煙を始めましょう!
材料を並べる
まずは材料を並べましょう。
煙がちゃんと通るように、材料と材料の間には適度な空間を空けましょう。
今回は卵を綺麗に仕上げたかったので、アルミホイルを使いました。
網の跡がついてもいいなら、卵にアルミホイルは不要です。
チーズは溶けてしまうのでアルミホイルの上で燻すのが無難です。
なくても出来ますが。
ソーセージは適当でいいです(笑)
スモークウッドに火をつける(くすぶらせる)
次にスモークウッドに火を付けましょう。
煙が出る時間は限られているので、火をつけるのは他の準備が終わった後にしましょう。
火がついたら、息でも吹きかけて消してください。
すると、煙がモウモウと出ます。煙いです。
燻製ボックスを上から被せる
材料が動かないように、静かに燻製ボックスをスモークウッドに被せます。
機密性がよいとは言えないので、上から重しをするといいです。
それでも結構漏れますが(笑)
様子を見ながら待つ
中の様子を時々確認しながら、出来上がるのを待ちます。
その間に私達ができることと言ったら、
- まんべんなく燻煙されるように、たまにひっくり返す。
どうしても偏りが出るので、動かして調整しましょう。 - 煙が少なくなったり、出てこなくなったら、再度熱したり、スモークウッドを追加したりする。
追加するときは、前のスモークウッドにそのまま乗せれば、大抵ちゃんと煙を出してくれます。 - 酒を飲む
ラジオでも聞きながらゆっくり待ちましょう。
待つのも楽しみの一つです。
私はついでに焼き鳥もしました(笑)
燻煙終了
いいかんじに色がついたら、燻煙を切り上げましょう。
私はスモークウッドを1本ずつ、連続3本使いました。
出来上がったものは、ラップに包んで少し冷蔵庫で寝かせましょう。
すぐ食べてもおいしいですが、少し冷やすとなじんで更においしいです。
2時間くらい寝かせばだいぶ違います。できれば1日以上寝かしましょう。
うずらの卵、いい色になりました。これすっごくおいしいです!
ウイスキーのお供として、当日に4つも消費してしまいました(笑)
燻煙し終わったチーズです。こちらもラップに包んで冷蔵庫で寝かします。
出来上がりが楽しみですね!!
最後に
今回は、自宅の庭で燻製しましたが、キャンプ場で燻製するのもなかなか楽しいです。
冷蔵庫で寝かすことは出来ませんから、温かいまま食べる感じになります。
皆さんの楽しい燻製ライフの手助けになれば幸いです。